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虎狼の関

こっそり想像を膨らますのが大好きです。
…ごめん、取り消し、聞かなかったことに!

なにを言いたいというとだね、今日の聖戦チップ伝達での私の脳内大活躍!
・・・結構ひどいので、見たい人だけ続きでごらんください。

つまりですね、ロールプレイっていうんでしょうか、なりきって遊ぶのも楽しいですよということです。
はいはーい「きもーい」とかやめてください。落ち込みます、激しくー。
実際に命をかけたらあっさり死神にむしりとられるのが落ちです。でも、ゲームなら復活できます。だからこそ、ゲームの中では結構無茶をします。普段は慎重なほうです、かなり。
突撃のときは先頭をとることだけのために防御のない遠近装備で突っ走ったり、撤退時は撤退する味方と逆に突っ走って援護してみたり、命を賭して偵察を行ったり。
現実では命を粗末にすることや、自己満足の蛮勇にはやるのは愚かなことかもしれないけれど、この世界ならまんざらそうでもないです。
今日のことだってそう。
私のエピソードに誰もが気づくわけじゃないし、誤解されることもあるし。自慢したところで誰にも理解されることもない。
でも私にはうれしくて、たのしくてー。
だから私は明日も突撃します。そうまっすぐにまっすぐに。

アクレシア兵達には焦りがあった。
せっかく獲得した勝利の証。コントロールユニットのチップが光を失いはじめていた。
獲得者の胸元にしまい込まれたチップは、ときに輝きをゆらめかし、穏やかな光で獲得者の全身を照らしている。
「全軍突撃用意、目標は鉱山南西口より侵入。中央鉱山への突破!」
獲得者は屈強なアクレシア兵に囲まれ、突撃軍30機の中央に位置していた。集うアクレシア兵達の士気は高い。
獲得者をさらに上回る後光を携えたアクレシア帝国軍族長が軍の先頭に立つ。
「盾持ち前へ! 栄えある同士に手を触れさせるな。突撃開始!ただ前に進め。障害にかまうなっ!」
「帝国に栄光を!」
「完全なる勝利を!」
鋼鉄のギアをうならせ全機が鉱山南部に位置する洞窟へ突撃を開始する。潜んでいた偵察にも目もくれずただただ前進。
暗闇の洞窟の中を族長の後光が照らし、突撃軍は前進する。ひたすら下った先には光の漏れる出口。
しかし、その光は黒い何者かによってさえぎられていた。
「前方、連邦軍機甲1、近接タイプ!」
族長と併走していたランチャー兵が叫ぶ。
「ネットを使わせるな! 軍曹、奴にぶち込んでやれ!」
「イエス・サー!」
呼ばれたランチャー兵が加速のついた体を、土ぼこりをあげながら減速させランチャーの構えを作る、そして即座に一発。その間も突撃軍は前進している。ランチャー弾が黒機甲の肩に直撃し、閃光がほとばしり巨体が揺らめく。だが機甲はひるむどころか、覚悟を決めたように前のめりに突撃してきた。
それは一瞬の隙だった。盾持ちが獲得者をスクリーンして隠すに要したほんの数秒。足の速い獲得者が前に出すぎていたのもあるが、機甲が放つネットの射線が生まれた。
機甲は機を逃さなかった、左手を大きく外に振り巨体を一気にひねり回し、獲得者を正面に捕らえ、ついにネットを射出。
空気の抜けるような音とともに放物線を描きネット弾が獲得者の背中に迫り展開。鋼鉄のワイヤー編まれた網、その端に重石をつけたネットは一瞬で獲得者を絡めとる。
獲得者は身動きがとれず洞窟の壁際に座り込んでしまった。
「くっ…! 誰かネットを解いてやれ。ランチャー兵、それまでたっぷりお見舞いしてやれ!」
誰もが焦った。中央への伝達限界時間はまもなくだ。洞窟入り口ではすでに敵の偵察に見つかっている。さらにこの機甲兵は本部へ南西口からの突破を報告しているだろう、増援の要請も。
ランチャー兵の砲撃を受けながらも機甲はよく動き回った。そしてわずかな隙を狙ってさらにネットを打ち込む。ネットを解こうとしていた兵士にネットがかけられ、場はさらに混乱する。
だが、さすがに兵力に差がありすぎた。ついにランチャー弾が機甲の脚部に直撃。膝が砕けた機甲は前のめりに壁に突っ込み土ぼこりと火花を巻き立て地面に膝をつく。
懸命に身を立てようとするが、膝をついたまま動けない機甲。
抜刀したアクレシア兵が一気に機甲を取り囲んだ。
それでも動くことをやめない機甲。閃く刃を振り回し暴れる。
刃をかわした屈強なアクレシア兵の咆哮とともに大剣が振り下ろされる。左の腕の関節から先がすっぱり切断され、右の腕は野太いランスに貫かれ機能を失った。そして頭部にランチャー弾が炸裂。
「ゲームオーバーだ!」
ふらつく機甲の胸部、そうコックピットにまっすぐに突き立てられるアクレシア族長の刃。分厚い胸部装甲を貫き機甲の背部まで達する。
刃を伝う赤い血。
族長が刃を一気に引き抜くと機甲は仰向けに、ゆっくり倒れた。
「時間切れか…」
やっとネットをほどき立ち上がった兵士の胸元をみて族長はつぶやいた。獲得者の胸元の光は今ではすっかり消えていた。
そして生き残った兵士たちの目は倒れ伏した機甲に向く。
「時間を稼ぐつもりだったのでしょう。耐久力とネットで。
 どうせわずかの時間しか稼げないというのに」
「その『僅か』に命を賭したか。敵にもこんな兵がいるとはな」
 族長はコックピットの装甲をはがすように命じた。ドライバーを弔うというのだ。
「族長…こいつは…」
乗っていたのは女兵士だった。幼く見えるベラートでもさらに幼さを感じさせる顔。内壁には血塗られた写真が貼り付けてあった。そこにはにこやかに笑う男女。
アクレシア兵たちはちぎれてしまいそうな彼女の体を持ち上げてそっと機甲の傍らに置いた。胸元に写真を抱かせ。
「全機敬礼」
族長に習いその場にいたすべての兵士が敬礼を倒れた機甲と少女に向ける。しばしの沈黙。
「いくぞ、同士。我らはまだ戦わねばならん。気高く尊く勇敢に!
 我らは生きねばならない。地に伏したすべての同胞、勇者のために!」
全員がうなづき咆哮する。
「進軍するぞ、鉱山を制圧する。すべてを薙ぎ払え!」
雄たけびとともにその地を後にするアクレシア兵達。
向かう先はまたもや戦場。そう、いつであっても行く先は戦場だ。
この星に降り立ったときから宿命づけられている。
この聖戦に終焉訪れない。

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